「転職できる薬剤師」となるための実践的なアドバイスをご案内します。
かかりつけ薬剤師を目指す人へコミュニケーション上の留意点をご案内していきたいと思います。
コミュニケーション上の留意点/3.患者と共に考える
一方的に説明していませんか?
患者に代わってあなたが問題解決をしようとしていませんか?
患者と医療者それぞれが、病気の原因や治療方針などに対して自分なりの考え方を持っています。
これらは解釈モデル(explanatory model)とよばれ、欧米の医療面接技法の中では、とても重視されている概念です。
患者独自の解釈モデルが、時にはノンコンプライアンスを引き起こすこともあることから、患者と医療者の解釈モデルをすり合わせることが求められています。
LEARNモデルは、互いの考えを尊重し共に考える、かかりつけ薬剤師にお勧めのコミュニケーション技法です。
<LEARNモデル>
・Listen(傾聴):気持ちに焦点を合わせて思いや解釈モデルを受けとめる。
・Explain(説明):相手の不安への薬学的見解を伝える。
・Acknowledgement(相違の確認):共感を鍵に意見交換を行う。
・Recommend(推奨):相手の枠組みに合わせて伝える。
・Negociate(交渉):共に、今後の取組を決定していく。患者の自己決定を支援する。
参考になさってください。
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