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「転職できる薬剤師」となるための実践的なアドバイスをご案内します。

転職できる薬剤師「転職できる薬剤師が守らなくてはならないマナーとは?」

転職できる薬剤師のマナーについてQ&Aの形で解説します。

Q:大学で薬学を学び、国家試験にも合格。薬剤師として基本的な薬学的知識は身につけたつもりです。しかし、その前に、医療者の一員である薬剤師として身につけておく必要があるマナーってあるのでしょうか? 薬学的な知識だけ身につけていても、実際、患者に対してスムーズに服薬指導ができないのではと不安なのですが。

A:医療者としてのマナーで最も大切なことは、「患者のプライバシーを守ること」です。薬局内では、患者に関するさまざまな情報が扱われますが、その多くはプライバシーにかかわるものです。

仕事に慣れてくると、ついプライバシーを軽く扱いがちになりますが、薬剤師は、常に患者のプライバシーへの配慮の大切さを強く認識し、行動に移すことが必要です。

たとえば、薬局の窓口で患者にはっきり聞こえるようにと、薬剤師が疾患名や病状、処方薬などを、ほかの患者にも聞こえるような大きな声で話している情景が時折見受けられます。

しかし誰でも、「疾患名や病状を、ほかの患者に聞かれたくない」と思うのが普通です。

また、「近所の人には、病気のことを知られたくない」と感じている患者も少なくありません。プライバシーの確保に重点を置いた設備(カウンターの仕切りや配置など)にするとともに、接遇面でも工夫します。

疾患名や病状、処方薬などのやりとりは、患者当人にのみ聞こえる程度の声で話すように気をつけます。薬局が地域のかかりつけ薬局としてより身近な存在となるには、プライバシーへの配慮は欠かせません。

なお、医療者には、業務上知り得た情報についてほかに漏らしてはならない「守秘義務」があります。医師や薬剤師、助産師が守秘義務を果たさない場合には刑法第134条によって、刑事罰が科される場合もあります。

薬局の就業規則の服務規程にも、守秘義務について明記されているはずなので一度目を通しておきましょう。

また、薬局外においても、薬局内での出来事や患者の情報などを話題にすることは避けます。薬局のイメージダウンにつながったり、不信感を抱かれる原因をつくることになりかねません。

こうしたことができる薬剤師こそ「転職できる薬剤師」と言えます。

参考になさってください。

具体的に転職の可能性や転職先情報を調べてみたいと思ったら、薬剤師専門の転職サイトを活用してみてください。

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