「転職できる薬剤師」となるための実践的なアドバイスをご案内します。
転職できる薬剤師のマナーについてQ&Aの形で解説します。
Q:薬局の業務において、処方せんを発行した医療機関の医師に疑義照会や、患者の状態についての問合せなどで直接面会したり、打合せ会議などで訪問する機会があります。
また、配薬などで患者宅を訪れる場合もあります。どのようなことに気をつけて訪問すればよいのでしょうか。
A:基本的には、患者に対しても、医師などの医療者に対しても、アポイントメントなしで訪問することはせず、事前に電話で面談予約をとり訪問するのがマナーです。
医師への疑義照会の際は、まず電話をかけて用件、緊急度合い、面会の必要性などを伝えることが必要です。
<訪問のアポイントメントをとる〜準備>
・電話をかけて訪問の目的を伝え、面談を申し入れます。了解が得られたら、希望時期、おおよその所要時間を伝え日時を調整します。こちらから面談をお願いした場合には、先方の都合を優先させるのが原則です。同伴者がいるときはあらかじめ伝えておきます。
・医師との面談は、薬剤師として職能のアピールの機会でもあります。複雑な疑義照会や処方変更の提案などの際は、説明資料や代替案などをしっかり準備しましょう。
<訪問の際に留意すべきこと>
・初めての訪問のときは、受付で名刺を出して薬局名と名前を名乗り、約束の時間と訪問相手を伝え、取次ぎを頼みます。部屋に通されたら案内者に勧められた席に座り、勧められないときは入口に近い下座に座ります。待合室で待つ際は、席は患者優先であることに留意します。
・まず挨拶し、時聞を割いてくれたことへのお礼を述べます。
・患者の情報や医薬品の副作用などの相談は、ほかの患者に聞かれないように注意します。
こうしたことができるのが「転職できる薬剤師」と言えます。
参考になさってください。
具体的に転職の可能性や転職先情報を調べてみたいと思ったら、薬剤師専門の転職サイトを活用してみてください。
>>>最新の薬剤師転職比較サイトランキングはこちら