「転職できる薬剤師」となるための実践的なアドバイスをご案内します。
「苦手な人がいる」、「何を言っても反発される」、「自分の考えを相手に伝えるのが苦手」と感じている方は、7つのアドバイスを参考にアサーションを心がけてみましょう。
1.話す内容のポイントを自分なりにまとめる
話の要点をまとめるとともに、どこまで話合いの中で達成できればよしとするか、自分なりの心積りをもつことも大切です。
2.相手の状況や専門性を尊重する
相手の状況や立場を重んじて、都合を聞いたり、ねぎらったりすることから始めます。→「いま少し○○のことでお話ししたいのですが、お時間大丈夫ですか」
3.表情や口調など、伝え方もアサーティブに
言葉遣いだけ丁寧でも表情や言葉の語気に憤りがあれば、相手に伝わってしまいます。表情にも気を配り、話し方も話の内容に合わせて丁寧にします。
4.主語を私にする
「何度言ったらわかるのですか?」、「それなら勝手にしてください。」 そのような相手を責める言葉の多くは、「あなた」が主語になっています。主語を「あなた」から「私」に変えるだけで、攻撃性は和らぎ主張的になります。→「患者さんのために、できることをもう一度一緒に考えましょう」
5.相手に認められようとせず、自分の職務を全うするために言う
相手に自分の存在を認めさせることが話合いの目的となると、結果が出なければ落ちこむだけです。患者にとって必要なことを伝えるのだと考えれば、無用な肩の力が抜け、逆に勇気がわいてきます。
6.結論を急がすアイデアを出し合い、現実的な一致を見いだす
「これしか答えがない」のではなく、どうすれば理想に近づけるのか、粘り強く話し合う姿勢も必要です。同じことを繰り返し言うだけではなく、根拠のあるデータを提示したり、相手の言い分に耳を傾け、薬剤師として自分のできることを提案します。どこまでが譲れる範囲か、あらかじめ考えておくことも必要でしょう。
7.感謝の気持ちを伝える
時間を割いてくれたこと、教えてくれたことに対し、相手に感謝の気持ちを素直に伝えます。そしてその結果、患者はどうなったか、情報がどう役立ったかを相手にフィードバックします。
こうしたことができる薬剤師こそ「転職できる薬剤師」と言えます。
参考になさってください。
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